京都・烏丸でオーダースーツをつくるならVOGA(ヴォーガ)

いつもVOGAをご愛顧いただき、ありがとうございます！

蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？？

少し、出歩くだけでも汗をかきやすい時期になってきましたが、こんな時期にオーダーするとなるとどうしても「涼しい生地」を選びがちになってしまいますよね。

涼しい生地となってくると目付（生地の重さの指標）が230g/m以下の物であったり、モヘアのようないわゆる「春夏素材」に分類される素材がふんだんに使用されている生地であったり、、、ですかね。

ただ、それらの素材は生地を涼しくし、スーツなのに軽くて機能的でビジネスにはもってこいの素材なのですが1点気を付けなければいけない点が、、、。

そう、耐久性です。

なかなか、機能的な部分を重視するあまり生地自体の耐久性が多少柔くなっている場合があります。

基本的に生地は目付が重い物程頑丈になっております。

逆にハードにスーツを着こなす方には「軽くて涼しく、ザクッとした織物」より「若干、重さも有りしっかり密に織り込まれている織物」の方が手堅く着こなしていただけるかと思います。

そういった意味合いでは夏場、特に「梅雨」という季節が存在する日本ではしなやかな艶と色合いを重視した伊国生地より英国生地の方が、場合によっては向いていたりするかもれません。

そんな英国生地ですが

只今VOGAでは大変オススメな英国生地をございます。

なんと、しかもその生地メーカーは遠くない未来日本から姿を消してしまう可能性がある生地なのです、、、。

今回はそんな希少性が高まりつつある生地でお誂えしたスーツのご紹介です！

生地…WAIN SHIELL（ウェインシール）「KNIGHTSBRIDGE(ナイツブリッジ）」

素材…Wool100％（Super100`s）

価格（税込）…12万円程度→9万5千円程度（2ピース、VOGA HIGH GRADE LINE 縫製）

生地の特徴

WAIN SHIELLは創業から200年という歴史を持つ老舗生地メーカーです。

かつてはその端正な織と確かな品質で英国の代表的な生地メーカーとして名を連ねておりましたが、近年のスーツ市場を取り巻く厳しい環境に飲み込まれウェインシール単独としての歴史は幕を閉じ、現在はスキャバル社の一コレクションとして市場に存在しております。

ただ、その品質の高さは未だ保持され続けてきており、スキャバル社の人気シリーズとして2017年冬よりウェインシールのコレクションが日本で解禁されてきました。

しかし、悲しい事に日本におけるウェインシールの取扱いが現状の在庫のみで終了することが決定し、その為この度ウェインシールのプライスをダウンして販売する事が決定したのです。

その中でもナイツブリッジは目付240g/mの綾織コレクションとして、当店においても人気メーカーの一つとして販売しておりました。

ナイツブリッジは目付も軽すぎず、綾織の特徴である適度な柔らかさと品のある光沢を併せ持つ非常にバランスのよい生地シリーズとなっております。

その為、この夏ハードに着こなすビジネスマンにも結婚式などへの着用など特別な日用にお考えになられている方にもピッタリなコレクションです！

今回はその中でもネイビー地のレッドのラインをストライプで表現した控えめだけどもしっかり主張も忘れないスーツに仕上がっております。

特徴的な生地とデザイン

よく見るとなのですが、レッドのラインだけでなく模様型のストライプも入っている特徴を持ったこちらの生地。

「生地が特殊だとデザインやディティールはどうしたら良いのだろうか」と、思われる方もおられるかもしれません。

そんな疑問を抱かれたときは是非、当店スタッフまでお気軽にご相談ください。

お客様が思い描く「スーツの理想形」を仕上げるのが私達の仕事です。

「派手なスーツ」がいいのか「落ち着いたスーツ」に魅せたいのか・・・。

是非、ご要望をお聞かせ願えたらと思います。

ちなみに今回のスーツは「派手すぎず、しかし自分の好みもしっかりと盛り込んだ高級スーツ」というコンセプトでしたのでボタンは高級ボタンに分類される貝素材に樹脂を混ぜ合わせたデザインボタンに裏地は赤を基調とした細かい星文様のような柄で個性を主張されたスーツとなりました。

まさに「派手すぎず、しかし個性も織り込んだ」スーツとなりました。

皆様も是非、今だけしかみれないかもしれないウェインシールの生地でオーダースーツを誂えてみませんか？？

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