いつもVOGAをご愛顧いただきありがとうございます。
遂にオリンピックも始まりましたね!
今年は温度的にもそうですが、色々な意味で「熱い」夏になりそうですね!
京都では昨日まで祇園祭の後祭りを行っており、色々と賑わっていた数日間でした。
VOGAではそろそろ21/22AWコレクションが店頭に並び始めます。
ブログでもご紹介していきますので是非とも皆様チェックしてくださいね!
さて、そんな本日は先日のブログよりご紹介させていただいております今当店で大人気の生地のスーツが仕上がって参りましたのでご紹介させていただきます。
お客様のこだわりをしっかり詰め込んだオーダースーツでございます!
生地…WAIN SHIELL(ウェインシール)「KNIGHTSBRIDGE(ナイツブリッジ)」
素材…Wool100%(Super100`s)
価格(税込)…12万円程度→9万5千円程度(2ピース、VOGA HIGH GRADE LINE 縫製)
仕上がりのポイント
私達が着用するお洋服の様々な着こなし、いわゆる「ファッションコーディネート」というものにはやはり「王道」というものが存在しております。
それは勿論スーツに置き換えても言えることでして、オーダースーツとなりますとどちらかというと「王道」の「作り方」となりますでしょうか。
例えば、英国風のスーツならパットがしっかり打ち込んであり、重厚感のある固めの印象の仕上がりで、どちらかというとイタリア風なら色遣いなどは鮮やかに、それでいて柔らかな印象が特徴的な仕上がりをしている…などがよく言われてますよね。
しかし、私達がお仕立てするのはお客様が1着1着その人だけのこだわりを詰め込んだ1着でございます。
あくまでも基本と王道はしっかりと把握した上で、お客様の好みこだわりをヒアリングし、お客様にお似合いになるデザインやディティールをご提案させていただいております。
今回はそんな様々なこだわりが詰まったオーダースーツです。
まず、ラペルですがこちら通常ラペルステッチというものがラペル外側より0.2cmの位置に入れられるのが基本なのですがこちらのスーツは外側より0.5cmの位置でステッチを入れており、あえてハンドステッチの仕上がりで無くステッチを強調させ周りとは違った印象を抱いてもらいやすくするためにミシンステッチをお入れしています。
更にラペルの形はセミ・ノッチドラペルにし胸元の印象を変え唯一無二な雰囲気でお仕立てしております。
また腰ポケットはチェンジポケット仕様にしております。
ただし「見せないこだわり」というのを一つのキーワードとしてポケットに付いておりますフラップを今回は無くしあえてチェンジポケットを目立たせないようにしております。
そして、注目ポイントの一つであります「袖ボタンホール色」ですね。
通常、袖ボタンホールは3個か4個で構成されることが多いですが、今回はファッショナブルに5個で構成しております。
更に下から3個のボタンホールはトリコロール(青、白、赤の3色の組み合わせ)カラーで形成。色がそれぞれ違うというのは珍しいですが日本人にも馴染み深い配色構成のトリコロールは意外と万人にお洒落と思っていただける組み合わせなので、絶妙なバランスを保ったお袖のデザインとなっております。
裏地は春夏らしいポップなドットの裏地でお仕立ていたしました。
生地の色合いとディティール、裏地デザインのポップさや着用されるメイン時期を考えラフさと軽量感、カジュアルな雰囲気を併せ持ったビジネススーツとして一枚仕立てのアンコンスタイルでお仕立ていたしました。肩パットは抜いてマニカカミーチェの袖付けという全体的にはブリティッシュの固い雰囲気も持ちながらデザインなどでイタリアらしい華やかな色使いや柔らかい着用感を意識したサマースーツに仕上がりました。
お客様のこだわりを把握し取り入れる
お客様から得られる情報を丁寧にお聞きし、リピートの方などは特に今までの好みや仕上がりへのこだわりを把握し私達は1着1着に真心を込めお作りしております。
ただ「王道に沿わせて綺麗なスーツ」を作るだけでなく、お客様がどのようにスーツに対してこだわりをお持ちなのか。そしてその点に対して私達はどのようなご提案をさせていただく事によりご満足のいくスーツが仕上がるのか。
VOGAでは1人1人がしっかりと向き合い、お客様にとっての最高の1着をお仕立てしております。
是非、スーツをもっと楽しみたい!とお考えの方は当店まで足をお運びくださいませ。
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