英国スーツの一番の特徴は、ジャケットのシルエットで重要なパッドがしっかり入り張りのあるショルダーラインです。
パット、毛芯共に厚くしっかり入っていて重量感があります。
身体のラインを強調したかのようなシルエットが威厳たっぷりのブリティッシュスタイルですが、サイズはすべてジャストが基本となります。身体にしっかりフィットさせつつ、特有のデザインで立体的な美しいビジュアルを形作っていくのです。
その他にはVゾーンが浅くカッチリとした仕立て感を強調するデザインや、斜めの切り込みの腰ポケットが胸のたくましさを強調してくれる効果もあります。
分厚い肩パッド、イングリッシュドレープと呼ばれる立体的な胸周り、ちょっと長めの着丈といったディテールは、昔ながらのイギリス式です。