ジャケットスタイルがお好きな方や夏でもジャケットを羽織ってお出かけされる方
今回は、そんな方にお薦めしたいリネンジャケットです。
リネンと言っても、リネン100%はシワが入るため、カジュアルスタイルになりやすい。
もちろん、そのシワを楽しんで着ていただくのがリネンですが、
今回はシワになりにくいリネン混紡生地のオーダージャケットはいかがでしょうか。
混紡とは、違う種類の繊維を混ぜて糸にすることです。
組み合わせる繊維や割合によって生地を織った時に、それぞれの良さが表現され、スーツやジャケットを仕立てた時に、その着心地を楽しんでいただけます。
リネンは夏によく使われる素材ですが、特徴として
・肌ざわりが良く着ていくほどに柔らかくなっていく。
・吸水性があり、夏場汗をかいてもさらっとした着心地のまま。(綿の4倍の吸水性があるとも言われています。)
・通気性も良く、すぐ乾くため、梅雨や夏場のジメっとした季節でも着やすい。
・抗菌性があり、菌の増殖を防いでくれる。
というような特徴があり、夏にぴったりの素材ですよね。
そんなリネンの混紡生地で仕立てるオーダージャケットを2つご紹介。
1つ目は CANONICO (カノニコ)の「リネン・シルク・コットン」の混紡生地で仕立てたオーダージャケット。
リネン55%・シルク25%・コットン20%とリネンの割合が多くサラッとした触り心地の生地です。
シルクが入ることで柔らかさが加わりつつ、コットンのしっかりと質感が上品に重なっています。
仕立てはVOGAのNAPOLI LINE 、アンコンの縫製にすることで裏地をあまり使わず、生地自体の着心地を楽しんでいただけます。
2つ目は Loro Piana (ロロ・ピアーナ)の「ウール・シルク・リネン」混紡生地で仕立てたオーダージャケット。
ウール68%・シルク20%・リネン12%と、リネンが少なめになりますが、
上質ウールの柔らかさにシルクの艶感が加わり、リネンの爽やかさがさり気なくまとまりを作ってくれているような、見ただけでとても綺麗な生地だと分かる1着です。
ウール、シルクの割合が多いため、繊細さを残しながらリネンの良さを感じられる上品な仕上がりのジャケットになります。
こちらも、仕立てはNAPOLI LINEで仕立てています。
夏のジャケットコーディネートはリネンで楽しんでみませんか。
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