本日ご紹介するのはフランネル生地をアンコンジャケットに仕上げた、「良いとこ取り」スーツ。どこがどのように「良いとこ取り」なのか解説していきますね!
まずは生地のご紹介。
イングランドの服地メーカー、DARROW DELL[ダローデール]のフランネル(起毛)を使用していています。そのため厚い生地のイメージになります。また、かなり暗めのダークブラウンがより一層厚い印象のジャケットにさせています。
近くで見なければ分からないのですが、ストライプに見えて実は幅広のチェックになっているところには遊び心も感じられるデザインとなっています。
次にこだわりのディテールについて。
こだわりはフランネルの生地を使用しながらジャケットをアンコンにしたことです。
アンコンジャケットは肩パッドと芯地を抜き、裏地のほとんどを取るため、カジュアルなジャケットに仕上がります。
本来フランネルを使用すると全体的に重たい印象のスーツに仕上がります。しかし、フランネルにカジュアルなアンコンを掛け合わせることで重たい印象が消えるのです。
そうすることで、ジャケットのみの着用、街着としても活用できるスーツに生まれ変わります。
深みのある生地とカジュアルなデザインが、情緒とセンスを感じさせます。1着のスーツにこだわりを持ち、具現化することにオーダーメイドスーツの味わいがあると私は考えます。
皆様のこだわりを形にする際は、VOGAのスタッフがそのサポートをさせていただき、オリジナルな1着を提供させていただきます。お気軽にお越し下さい!