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京都・烏丸でオーダースーツをつくるならVOGA(ヴォーガ)

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【お客様ご着用事例】カッコいい人に寄りそえるスーツと私

いつもVOGAをご愛顧いただきありがとうございます^_^

夏のイベント第3弾!

7月末までの限定企画となります!

ぜひお越しください^_^



さて本日は【お客様ご着用事例】のご紹介です(^^)

VOGAでスーツを作り始めて早10年…。
たくさんのお客様をご担当させていただいておりますが、今回ご紹介させていただく Y 様は僕がまだVOGAでスーツを作らせていただき始めてから2年目ぐらいに初めてご担当させていただいたお客様でございます。

初めてお会いしてから8年ほどになるのでしょうか…。

当時まだ駆け出しだった僕ですので作成するスーツにも不安定さがあり、よくスーツを作成してはその都度調整を行うといったなかなか「製品の質」という部分でお客様からの信頼を得るといったことができない頃でした。

そんな僕ですので、当時できることといったら「目の前のお客様に対して、全力で誠心誠意を持って、逃げずに向き合う」ことでした。

今となってはその心こそが大事というのはわかっているのですが、その頃は自分の技術の至らなさに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになっていたので、前向きな気持ちになれるはずもなく、よく階段の隅で落ち込んでいたのを思い出します。笑(まだ移転前のお話ですので、ビル内にお店を構えておりました)

そんな中、僕は Y 様と出会いました。

Y 様はスーツがとてもお好きでパンツのシルエットにも特別なこだわりをお持ちでした。

「お応えしきることができるかどうか…??」
自分に自信が持てない中でのご対応。仕上がり後のフィッティングは緊張しきりだったのを今でも覚えています。

そんなフィッティングでしたが、着用をされた Y 様は僕に一言。

「ええやん!今までのスーツの中で一番いいシルエットや!」

とても嬉しかったです。

おそらくですがその頃から自分が「かっこいい」と思える提案ができるようになったように思います。

ただ、いい話だけでは終わらないのが今回のエピソード。笑

実はその後にシャツもご納品させていただいたのですが、それがなんとネックのサイズが全く合わないのです。

結局のところそれは工場のミスということが発覚するのですが、ただ引き渡しを最終的に行わせていただいたのは僕ですので責任はもちろん僕にあります。

めちゃくちゃ焦りましたね…。成功の後でしたのでそれを余計と感じたのかもしれません。

僕は Y 様からそのご連絡を受け取った際にすぐに Y 様のもとに駆け付け謝罪と対応を行いました。

当時も確か夏場でした。

「お客様にご満足いただけなかった」という思いでいっぱいで、しかも真夏のめちゃめちゃ気温が高い時期だったので、普通の汗なのか冷や汗なのか分からなかったです。笑

このようなこともあったので「もう再注文はないかなー。」とも思っていたのですが、実はその後もコンスタントにお声をかけていただいておりました。

実は「あの時、シャツに不具合があった時すぐに対応してくれたやん。あれすごく嬉しかってん。他のスーツ屋さんってなかなか対応してくれないことも多かったから。」

「だからこれからはここ(VOGA)で頼みたいと思ってん。シルエットも抜群やったし!」

技術は伴ってなくとも、思いは伝わる。

それを改めて感じた今回のご注文でした。

今でも全力でお客様に寄りそう姿勢というのは変えておりません。ただ「お客様に長年寄り添っていけるテーラー」という者に自分自身がなるため、もっと成長していかなければと感じた次第です。

さて、前置きが長くなったのですが実際に今回仕上がったスーツをご紹介させていただきます^_^

生地…Ermenegildo Zegna「TRAVELLER」(エルメネジルド・ゼニア「トラベラー」)

素材…Wool100%

目付…250g

通常価格(税込)…¥202,400-(スリーピース価格、VOGA 「NAPOLI」&「HIGH GRADE」LINE 縫製)

【王道だけど遊び心を】

今回お誂えいただいたのはゼニアのコレクションの中でもネームバリューのある「トラベラー」より花紺の無地の生地となります。

「繊細さ」と「機能性」を両立させているトラベラーですが、今回の生地はイタリアらしい発色の良さがとても出ているので日本人が大好きな「洗練された装い」が完成された気がしますね。

ちなみに今回のスーツは王道のウール100%の生地ですので、どちらかというと「パリッとした」仕上がりの方がスーツの形としては相性が良いような気もしますが、今回は「NAPOLI LINE」仕様のジャケットでスリーピースを作成させていただき、ナポリの風も感じてもらえるようなある種「遊び心」を強くしたスーツとして仕上げております。

ラペルはノッチドラペル仕様。
ホールカラーに赤色を入れてアクセントを加えています。

ボタンは爽やかな雰囲気も出すために蝶貝とのブレンドボタンをお付けいたしております。
ここにも赤色を入れて1アクセントをプラス。

ベストは王道の5ボタン仕様。
背中に花柄の生地を添えて「背中でも魅せる」ことを意識した仕上がりに。

NAPOLI LINE仕様のジャケットで軽やかさをプラス。
ある意味すごく贅沢なお仕立て方だなぁと思います。

さて、では実際にご着用されたお姿をご紹介させていただきます!

シルエットのポイントとしてパンツはテーパードになり過ぎないシルエットを意識。
また全体的に絞りをきつくせず、ある程度ゆとりを残したシルエットで貫録を持たせた仕上がりとさせていただきました。

僕自身、たくさんのお客様のスーツをお作りさせていただいてきた中で、やはり「ブレイクスルー」のポイントとなったお客様がおられるのですが、Y 様は間違いなくその中のお一人です。

これからも「カッコいいお客様に寄りそい続ける」洋服を超えたパートナーを目指し、精進していきたいところです。

本日もお読みいただきありがとうございました^_^


【本日オススメの「Bespoke+」】


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【ブログ作成者】

VOGA Staff

辻村 翔平

プロフィールはこちらから!!

【お客様ご着用事例】思い出に寄りそう私たちのスーツ

【お客様ご着用事例】プロサッカー選手川﨑颯太様の場合

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